感想: やりたいことがよく伝わってくるし、それを推す技術力も伴っている。 特に後半、崩しと裏拍の強調にまったく違和感がない。 これだけ特殊なリズムを刻んでおきながら、冗談のように音にハマっている。 前後半の変貌を是とするか否とするかは見る者の好みにも寄りそうだが、 個人的には中途半端な片付き方になっていない分、良質に感じた。 前半で1箇所でもキックが外れていたらこの譜面の株は大暴落している。 危ない橋を渡っているが、ギリギリでバランスを取り、挑戦する意志が感じられた。 しかし、ゴーゴー以外の部分が曲に対してややオーバーに感じた。 この譜面で見せたいものに対して、 24分音符「1111」等は重さとシンプルさが被りすぎている。 ここをもう少し抑えることで、作者の理想にはもっと近づけるのではないかと感じた。 感想: 執拗にも思える繰り返しチックな配置からのオーソドックスなパートへの移行の流れが美しいですね。 若干ラストの配置が裏から入るものが多く乗りにくさがあったのは少し残念したが、これはこれで味のある譜面かと思います。 良譜面でした。 感想:譜面で独特の世界観に引き込むような感じが斬新で面白かったです。 特徴あるメロディをうまくものにしている譜面だなと思いました。 137小節からは8分の間を細かく入れるよりかはいっそ長めの16分にしてしまっても良かったかなと思いました。 感想:後半どう見てもどう聞いてもずれてる気がするのになぜかスムーズに叩けてしまう不思議な譜面ですね。 24分はそこそこあるものの大半が16分のノンストップ系の譜面でここまで前衛的なのも珍しい気がします。 前半の4つ打ち地帯、バックの音を縁で徹底的に拾っているだけでも面白いのにドカッドカッドカッドカッという配置もまた面白く、 後半でこれを越えられるのかという心配がありましたが杞憂でしたね。 137~144小節のドラムすらない箇所などは特に、作譜者が考える楽しい配置を置いたのが伝わってくるのが良かったです。 感想:非常に面白い譜面だと思います。 全体を通してチャレンジングな要素がふんだんに詰め込まれており、 小節頭に絶対にノーツを配置しない展開なんて、まさにそんな感じなのですが、 四つ打ちを多く取り入れているため、違和感が全くないんですよね。 新たな可能性を感じたと同時に、その可能性の頂点かと思える譜面でした。 感想:可視化の達人ですね。曲のイメージというのは基本聴覚で感じ取るものですが、それをうまく 譜面という形で目でも感じ取れるものにする、いわば曲のMVのような譜面だと思いました。 36〜73小節目の繰り返し地帯のワクワク感がいいですね。なんかこう…じらす感じが好きです(語彙力) プレイ面に関しては125〜127小節目のような裏拍に寄った配置や逆手入り24分のような一見叩きにくい要素を持ちながらも この譜面の展開、少し言い方を変えると「ノリ」によってすごく気持ちよく叩けるようになっているのではないでしょうか。 ワガママを言うなら149小節目のラスゴーの入りはもっと強めにしてもいいと思います。弱く感じた理由としては通常音符の単音で始まる点やスクロールが101小節目や 121小節目と同じ値な点でしょうか。かなりコンセプトを感じる譜面なのでそれが崩れてしまうのなら申し訳ないですが、ここは少し攻めてもいい気がしました。 感想: 良い譜面だと思います。 前半とか特に思い切ったことをされていて驚きました。 嫌というほど4つ打ちを見せてからの後半また4つ打ちが現れるのは展開としても熱くていいですね。 フィーリングの癖が強い後半は特に意見が分かれそうな箇所ではありますが、 これもこの譜面における一種の解だと自分は思いました。 【くるむ】 感想: リピートの多い曲でかなり譜面を作るのが難しかったかと思いますが, そのリピートの多さを逆手にとった譜面構造にしている点がとても勉強になりました。 12001000というこれほどまで単純にもかかわらず魅力的な配置は滅多に見られませんね。 しかしながら125小節〜などの16分音符ずれた配置は選択としてはとても面白いのですが, 聞き心地やプレイ感の双方においてかなり不快感も残るというのが正直な印象です。(72点) 感想: ◎ ・125小節〜。溜めに対する4つ打ちの回答として、悪くないアプローチ。  特筆すべきは4つ打ちを敢えて外す配置。却って叩き手にキックの存在を印象付けることに成功しているように思う。  *自分はこういう配置を好んで使う人間なので、非常に共感の持てる素晴らしいパターニングだったと思います。 ・137小節〜。700コンボの節目とノルマゲージの佳境を迎えるインパクトの大きさ。  212,0121や12,021といった鏡合わせの跨ぎをしっかり残しながら区切りの4小節目を特徴づけるなど、理想的な配置だった。 →この部分は見せ場としても映えさせながら、当然149小節までの繋ぎとしても機能させなければならない。  その難しい役割をこのパートは、メロディラインに沿いながら違和感の無いよう4つ打ちをある程度抜くことで見事に果たしている。  期待の裏返しとしてミスがあれば減点されやすい繊細な部分にもかかわらず、ちゃんと満点に近い回答を導き出せたことを褒めたい。 ・149小節〜。この譜面の集大成とも言うべき究極の10秒間。  4つ打ち、頭抜き、フィーリング、21221⇔12112の配置…そのすべてがこれまでの”溜め”に相応しいパートとして焼き付いた。  その陰には確実に137小節から築いてきたものがある。作者のポテンシャルの高さを改めて窺い知れた、素晴らしい時間でした。 × ・58小節〜。50小節からの”溜め”に重ねて”溜め”に徹する意図は、理解はできたが勿体なくも感じた。 →同パート前半部分の低速に対する答えとしての配置という解釈はできる。  それでもこのパートは、曲全体で見た時には低速も含め全てが”溜め”のパートと認識されてしまうように感じた。  *そのあとの93小節まで、これと言って特徴づけるようなも配置や演出がなかったのも事実。   最終パートまでの間、あまりの静けさ(溜めっぷり)に期待感が膨れ上がりすぎたように感じます。 総評 ・前述したが、期待感の高まる譜面というのは、その期待がはじけるパートにおいてミスがあればその裏返しとして印象が悪くなりがち。  この譜面はその期待感に対し、満点に近い配置配色が出来ているように感じた。聴いていて、叩いていて非常に心地よく感じられた。  ただ、それでも物足りなく感じてしまうほどには、この譜面には溜めのパートが多すぎる。  ノーアウト満塁から1点しか点が入らなかったという表現がしっくりくる、需要に対する供給が足りなかった譜面だと感じた。 →裏を返せば、その供給の少なさによって生み出されたプレミア感は、他の譜面には絶対に出しえない持ち味として印象に残る。  全てが悪い方向に作用しているわけでは決してなく、溜めに溜めた故の149小節は導き出された”解”が本当に胸に突き刺さった。  *長い長い旅路を終えた先に作者が見せてくれた理想郷の美しさは筆舌に尽くしがたいものがありました。   149小節からの配置はSignalのサビを彷彿とさせ、自分はこういう譜面を作るために創作に取り組んできたんだと思えました。   全体を通して見れば間違いなく、今大会の中でも屈指の泣き譜面・泣きフレーズだったでしょう。お見事でした、眼福です。 感想: 非常に面白い譜面構成ですね。 ここまで大胆な配置を使った譜面は初めてですね。 それにいて違和感がないというのは凄いです。 特に最初の四つ打ち地帯はとても印象に強く残っており、 目をつぶればいつでも譜面が流れていきます。 また、後半のサビの怒涛の展開が凄く良いですね。 頭抜きや裏拍などがふんだんに使われているにもかかわらず、 違和を感じさせないのは本当に凄いですね。 こういった曲は展開が作るのが難しかったりしますが、 もはやそれを凌駕する展開作りに驚くを隠せません。(すかい) 感想:  パターンのつけ方がかなり上手いと思います。特に前半は曲の音が少なく取る音が強制され ていたとはいえ、配色などを駆使していてかなり技有りだと思いました。 あとは後半のサビですね。音の捨て方には驚きました。しっかりと先の展開を考えたやり方でも あり思い切りもある感じでした。それでもうまく噛み合っているので驚きです。 感想: これもAfterthoughtと同じなのですが、演出というか、 魅せることに割と重点を置きすぎていて、叩いた楽しさには あまりつながっていないのかなあという感じでした…。 もちろん良譜面ではあるのですが、やはり前半などは ほとんど「魅せる」ための譜面ですし、かといって後半は、 割と似たような譜面が続きますので…。 前半からもう少しプレイ面を意識するとよりよくなると思います。 感想:いいですねえ・・・好きな譜面です。 前半で表拍を極端に強調し、後半は逆に表拍を徹底して抜いていくという構成が非常に面白いです。 1〜17小節 →開幕から24分を多用していくのは本来ならためらわれますが、  この譜面は後の展開が更に大きいため、最適な圧の出し方だと思います。 36〜74小節 →ここが本当に面白いです。1111,をスタート地点として、この4つ打ちを徹底して強調する展開が上手いです。  特に60−61小節の1200120012001200,はこの譜面の代名詞と言ってもいいのではないでしょうか。  ここに限った話ではありませんが、道中にアクセントとして挟まる小節線・ゴーゴーも  非常にいい味を出していると思います。 92〜120小節 →ここもとても良いです。予期されるサビに向けて、  特に101小節からは再び4つ打ちを意識させ、登っていく感じが面白いです。  全体として非常に音ハマりがよく、聞いていても叩いても気持ちのいい譜面になっています。 121〜136小節 →ここからの展開がマジで面白すぎて、一人でお気に入りを18個くらいつけてしまいたくなります。  4小節おきに表拍重視→裏拍重視→表拍重視→裏拍重視、と切り替わって見えるのですが、  この移行の仕方が非常に滑らかです。素晴らしいと思います。  125小節頭 200101010200000・・・、132−133小節 ・・・100200,100202020100000・・・など、  移行のタイミングで運指が順手になるように配置が組まれている、こうした気配りも見逃せません。 137〜148小節 →137小節の頭でオートだとちょうど入魂するように調整してあり、脳汁が止まりません。  ここもかなり頭抜きの多いパートですが、いやらしさを感じないのがすごい所です。  それどころか、16分間隔で細かく鳴っているバックの音に合っていてめちゃくちゃ楽しいです。 149〜最後 →121〜136小節にあったような表拍→裏拍→・・・の流れが今度は1小節おきに来ているように感じます。  強いて言えば、ここは少し変化についていくのが難しく、若干無理があるかもしれません。  とはいえノリの良い譜面構成、バリエーションに富んだ配置・配色、熱量の高め方で、  最後の最後まで楽しい譜面でした。 感想:やりきってる感がある譜面でした。 正直このレベルになってくると私から言えることはほとんどありませんが、ゴーゴーの作り方や音抜きでの展開の差別化。 それに加えて密度遷移の意識もしっかりとされており、奇異な配置も多いのですが非常に基礎が固い譜面であると思います。 やや気になる配置もある事にはあるのですが、それらをひっくるめてもこの譜面の創作感の前では上手く機能しているのではないでしょうか。【neu 83○(4)】 感想:これまたエモい事してくれますね。 とても進化を感じる譜面でした。 所々過去の譜面を感じる個所がありとても感慨深いものがありました。 配置がとても的確で前半なんか特に置かれるべくして置かれているのがとても良かったです。 また、121小節からの裏拍を基調とした配置にはある種新規性の様なものを感じて良かったです。 ただ、137小節からの配置はもう少しメロディに音取りを寄せても良かったのではないかなと思いました。 それ以外は本当に感情が動くとても良い譜面だと思いました。 感想:いろんな思いがこみ上げてくるようで、評価していて胸が苦しくなってしまうほど切なく、美しいです。 無機質で機械的な冷静さと一気に燃え上がる情熱を、配置の繰り返しや崩しによって非常に豊かに表現できていると思いました。 Whiteで一番好きだし、セミファイナル内でも最高傑作だと思います。 決勝進出を祈っています。 【ふぇれれ】 感想:繊細な技術が満遍なく散りばめられた美しい譜面です。 全体的にフィーリングが多めですが、細かな工夫により伝わりやすい譜面に仕上がっていると思います。 特に私は前回の参加者なので、この選曲、譜面共にグッとくるものがありました。【こん】 感想: ■良いと思った点 【前半と後半でコンセプトに違いがある】 前半は16分の12,を強調する超控えめな4つ打ち合わせ、後半は前半で抑えていた分を一気に解き放ったかのような密度の配置、 という風に前半と後半で明確なコンセプトがあるのが良いと思いました。 またコンセプトから前半は低密度、後半は高密度となるので、展開の差別化にも成功しているのが好印象です。 【高度なフィーリング配置】 該当するのが93小節〜ですね。 鳴っている音がとても少ないのに、まるで音合わせかのように自然なフィーリングで展開を作り上げているのが凄いと思いました。 間の作り方や24分の入れ方も絶妙な所も含め、私がこの譜面の中で一番好きな展開です。 ■惜しいと思った点 【前半にもう少し変化が欲しい】 「静寂」を表現する意図があるなら、37小節〜の音符の置き方はとても合っていると思います。 しかし40小節〜や55小節〜、そして60小節〜や68小節〜と至る所で12,が強調されており、若干のくどさがあり飽きやすくも感じました。 40小節〜は12,で良いですが、55小節〜は112, 60小節〜は122あるいは221, 68小節〜は12221222…, という風に段階ごとに強調する配置を変えるなどの工夫が欲しかったです。 【難解な配置あり】 間違っていたら申し訳ないのですが、121小節〜は「音合わせ」と「意図的な音外し」が交互に来る展開と私は認識しています。 試み自体は面白いものの、その中の「意図的な音外し」が何回聞いても理解できませんでした。 正直に言えば聞き心地に欠けますし、叩いていてもかなりの違和感があります。 無難に121小節〜は「音合わせ」と「高密度な音合わせ」が交互にくる展開など、シンプルな展開でも良かったと思いました。